『省エネ本』
英文のケースを自分の生徒に翻訳させただけの手抜き本。手抜きという表現が厳しければ省エネ本とでもいうべきか。ケースそのものは可も無く不可もなくという出来合い。戦略を立てろという割には市場情報が少なすぎる。それを翻訳しただけだから、原文以上の付加価値が出るはずもない。ケース選定の基準も不明確。
監訳者にしてみれば「自分で考えろ」といいたいのだろうが、本として出版するのであれば各ケースに対する解説や解釈はほしいところ。それすら面倒なら、監訳者自身のケース学習に対する基本的スタンス程度は載せておくべき。「ハーバードビジネススクールでは云々?」って、それはハーバードの話。立教ではどうやっているのか、あなたはどうやっているのか、がバリューであろう。